生きるということ RIKUさん
生きるということ RIKUさん
もしも生まれ変わったら、もう一度愛してくれないかな?もしも次に別人として生まれるとしたら、今より楽に生きていけるかな?知らないうちに、なんかすごくネガティブな考え方になってしまった。来世なんてそもそも信じていない。それゆえにできれば、普通に生きて、普通に死ねればいいのに。来世とか、生まれ変わるのとか、いらないとしばしば感じている。
実はぱっとしない、名もない小さな花になりたい。ただ人里離れた隅っこで静かに生きていきたい。たまに誰かが我らのことを発覚し、我らの美しさで機嫌がよくなればいいと、そう思う。人って、つらいよ。ただ、植物、動物のほうが楽しいとも考えてはいない。
もし、必ず男と女、この二つの中で選ばなければならないなら、女でいい。たとえ世間が女性に対してどんなに不公平であるとしても、女として生まれるといい。ただ、笑顔がきれいで、笑っていない時に怒っているように見えない顔で生まれたい。こうしたら、いじめとかなくなるかもしれない。両親に何でいつも機嫌が悪いのとよく聞かれることはなくなるかもしれない。友達をたくさん作れるかも。
今どんなに辛いといっても、他人の生活と比べると、大したことない。私が、弱いだけ。そして、探せば、必ず楽しいことがある。
女の子なら、化粧をして、きれいな洋服を着て、いい写真いっぱい撮れるはず。女性ダンサーになれば、踊る姿はすごくきれいなはず。いい男に出会って、幸せな家庭を作れるはず。よく職場とかは女性に対して偏見や不公平なことが多いと言われているが、女性は、必ず居場所があるはず。人は、上を向く。明るい方を。太陽の方を。皆努力すれば、この社会は変わるはず。
未来に対しては、何も期待していない。たとえ生まれ変わるとしても、何も期待していない。今大切なのは、精一杯、頑張って生きていくこと。いつか必ず死ぬということを考えないように生きていること。