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2020.06.04

マットさん―人生と人間を豊かにする文学で生きていきたい

 

マットさん―人生じんせい人間にんげんゆたかにする文学ぶんがくきていきたい

 

―チェコの大学だいがく基本的きほんてき3年間さんねんかんしかありませんけど、ちょうど2回生にかいせいえたころ2年間にねんかん勉強べんきょうしてから東京とうきょう大学だいがく留学りゅうがくしました。そこで1年間いちねんかん勉強べんきょうしてくにかえって、すぐまたここにました。

 

チェコ出身しゅっしんのマットさんはふたた交換こうかん留学生りゅうがくせいとして来日らいにちした文学青年ぶんがくせいねんです。

 

―そもそも文学ぶんがく自体じたいきなんですけど、日本にほん作家さっかには自分じぶんってるスタイルでいてるひと結構けっこういますし、日本文学にほんぶんがくきです。文学ぶんがくをとおしたら文化ぶんかをもっと理解りかいできるところもありますし。

 

さらにいうと文学ぶんがく大好だいすきなもと理系男子りけいだんしです。

 

わたしいま専攻せんこう日本文学にほんぶんがくですが、もともと1年間いちねんかんちが大学だいがくでプログラミングをやってました。理系りけいでした。

 

きなことそれを仕事しごとにすることとはちがうとわかりました。

 

数学すうがくとかパソコンいじってることとか、プログラムをつくってることとか、それはもう中学生ちゅうがくせいころから結構けっこうきで、趣味しゅみとしてやってきました。ですけど、やっぱり大学だいがくのレベルで勉強べんきょうしたら、すごくいやになって。仕事しごととしてこれやったら、ちかいうちに自殺じさつするかなと(笑)初心者しょしんしゃけの仕事しごとはとても機械的きかいてきで、いつもおなじような仕事しごとだし。

 

 

それに、理系りけいひととのつきいはちょっと苦手にがてでした。

 

―もちろん理系りけい大学だいがく友達ともだち結構けっこういましたけど、まわりのひとのほとんどはちょっとなにちが人間にんげんだなって。やっぱり理系りけい学生がくせいとはなに雰囲気ふんいきがあんまりわなくて、パソコンとか数学すうがくとか大好だいすきですけど、やっぱりこころなか一番いちばんきなのは文学ぶんがくとか、そういう文系的ぶんけいてきなことかなと、おもうようになりました。理系りけい学生がくせいなかで、え?ほん小説しょうせつ?それなん意味いみがある?みたいなひとがいっぱいいますよ。

 

 


おもって大学だいがく受験じゅけんしなおすことにしました。

 

もちろん文学ぶんがく最初さいしょのきっかけで一番いちばんきなところでしたけど、やっぱり日本語にほんごとか日本にほん歴史れきしとか社会しゃかいのこととかも勉強べんきょうしたいとおもって、大学だいがく受験じゅけんしなおしました。

 

文系ぶんけいひととは自分じぶんらしくいられます。

 

正直しょうじきうと、はじめてのいま大学だいがく授業じゅぎょうけて1週間いっしゅうかんがたたないうちに、このひとたちと何年間なんねんかんもいろいろしてるなみたいなかんじになりました。もちろんみんなとすごいなかよくできたわけではないんですけど。はじめての授業じゅぎょうのあと、じゃあ、一緒いっしょにどっかべにこうみたいなことになって、なんかわあーっとはなしがりました。音楽おんがくでも映画えいがでも日本にほんのことでも、あ、やっぱりわたしのことわかってくれる、わかるひとまわりにいる、そういうかんじでした。

 

文転ぶんてんべつにそんなたいしたことではないです。

 

―プログラミングも言語学げんごがくです。プログラミングというのは数学すうがくてき言語学げんごがくともえますし、じつ理系大学りけいだいがく数学すうがく言語学げんごがく授業じゅぎょうっていたひとなかにも、いま大学だいがく勉強べんきょうした言語学げんごがく研究けんきゅうやっているひととか結構けっこういます。プログラミングとかにいているひと言語げんご学習がくしゅういているっていう研究けんきゅうもあって、じついま同級生どうきゅうせいなか理系りけいをやめた人が結構けっこういます(笑)

 

わたし小説好しょうせつずきはどものころからです。

 

たしか、文字もじめるようになったのは4歳よんさいころで、すごいちっちゃいどものころから文字もじをすごい魅力みりょくてきかんじていました。なぜかわかりませんけど(笑)。それで、5歳ごさいころから小説しょうせつをいつもんでました。まあ5歳ごさいのときは冒険小説ぼうけんしょうせつとかで(笑)、わからないところもいっぱいありましたね。どものときから自由時間じゆうじかんがあったら結構けっこうほんんだり、簡単かんたんみやすい小説しょうせつだったら、昼休ひるやすみとか電車でんしゃってるときとか、時間じかんにちょっとだけの隙間すきまがあったらちょっとだけんでました。もちろんむずしくてみづらい小説しょうせつ場合ばあいは、ちゃんと時間じかんつくって2時間にじかん3時間さんじかんずっとまないといけません。

 

小説しょうせつきになったのは家庭環境かていかんきょうおおきいです。

 

両親りょうしん家族かぞくみんながほんきだっていうこともありますけど、一番いちばんおおきいのはたんなる年齢ねんれい家族かぞく親戚しんせきなかおなどしひとだれもいません。チェコじん家族かぞくのほとんどは、週末しゅうまつとかにちかくにんでる親戚しんせきとかがみんなあつまってわいわいすることが結構けっこうあります。でも、わたし家族かぞく場合ばあいは、おなどしひとだれもいなくて大人おとなばっかりだったら、ずっと大人おとなはなしかこまれてなんかつまんなかったんですよ。めっちゃつまんなくて、もうつまんなくてたまらないとおもって、小説しょうせつもうとか。ゲーム余裕よゆうもなかったのでゲームとかではなく。

 

チェコではどものころから英語えいごれる機会きかいおおいです。

 

―チェコじゃみんな小学校しょうがっこう2年生にねんせいのときから英語えいご勉強べんきょうしています。あと、チェコはちいさいくにで、映画えいがもほとんど字幕じまくつきしかなくて、あと、とくにゲームは翻訳ほんやくされていません(笑)。全部ぜんぶ英語えいごです。だから、英語えいご単語たんごとかは自然しぜんあたまはいります。たとえばゲームやったり、カードゲームとか、そういうなにかファンタジーっぽいことに興味きょうみある中学生ちゅうがくせいとかは自然しぜん英語えいご上手じょうずになることが結構けっこうおおいです。

 

原作げんさく魅力みりょくりました。

 

―それで、まだ14歳じゅうよんさいぐらいのとききなファンタジー小説しょうせつのシリーズがあって、ちょっと哲学てつがくてきな、ちょっとむずかしいやつなんですけど。それ、10冊じゅっさつちゅう4冊よんさつしかチェコ翻訳ほんやくされてなくて、つづきをたいとおもってAmazonから英語えいごばんったら、むずかしいけどめるなと、その面白おもしろさがわかって、原作げんさくむことの魅力みりょくをそのときりました。

 

日本にほんのことはなにりませんでした。

 

中学生ちゅうがくせいころまでずっとファンタジー小説しょうせつとか、いろんなヨーロッパのほかのくにのクラシックとか、いろいろんでましたけど、日本にほん小説しょうせつもうとは1回いっかいおもいませんでしたね。正直しょうじきうと、そのとき日本にほん中国ちゅうごく韓国かんこくとあまり区別くべつがつかなかったぐらいなんにもらなかったです(笑)

 

日本にほんったきっかけは黒澤明くろさわあきら映画えいがです。

 

―でも、黒澤くろさわ映画えいがのおかげ、それが日本にほんるきっかけになりました(笑)。中学校ちゅうがっこう4年生よねんせいのとき、学校がっこう世界せかい映画えいが名作めいさくろうみたいなちょっとプログラムがあって、いっげつ1回いっかい映画えいが名作めいさくをみんなくっていうことでしたけど、そこで黒澤明くろさわあきらの『七人しちにんさむらい』とか『羅生門らしょうもん』とかをて、そのとき日本にほんのことをりました。

 

 

日本にほん歴史れきし日本にほん文学ぶんがく日本語にほんごりたい世界せかいひろがりました。

 

なん日本にほんさむらいとかかっこいいなとおもって、じゃあ、歴史れきしついてちょっと読みましょうって、とりあえず歴史れきしについてちょっと自分じぶん勉強べんきょうして。もちろん歴史れきしてき背景はいけいもかっこいいなとおもいましたけど、それをきっかけに文学ぶんがくはじめました。あと、日本語にほんご映画えいがて、たしかに日本語にほんごひびきも結構けっこうりました。それがなかったら、日本語にほんご勉強べんきょうしようとはたぶんおもっていません(笑)

 

 


はは日本にほん小説しょうせつすすめてくれました。

 

日本にほん文学ぶんがくむきっかけはははすすめてもらったこともあります。映画えいががきっかけで日本にほん歴史れきし勉強べんきょうして、そのとき両親りょうしんとそのはなしちょっとだけしたら、はは阿部あべ公房こうぼう小説しょうせつすすめてくれました。はは結構けっこう文学ぶんがくきで、わかころ、いろんなくにのいろんな小説しょうせつんでましたし、阿部あべ公房こうぼう谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろうぐらいはんでいたようです。

 

日本語にほんご勉強べんきょうをやってみましたけど、一人ひとりじゃつづきません。

 

わたし高校こうこうさん4年生よねんせい、ちょっと日本語にほんご自習じしゅうしてみたんですけど、あまりすすまなくて(笑)文法ぶんぽう説明せつめいとか例文れいぶんとか、練習問題れんしゅうもんだいとかネットでいろいろあります。みんなの日本語にほんごのPDFもダウンロードして。ネットで自習じしゅうしているひとのコミュニティとか、そういうひとけのサイトとか結構けっこうあります。それで相談そうだんってくれたり、いろんなはなったり。いろんなくにひと全部ぜんぶ英語えいご掲示板けいじばんなんですけど(笑)、もう存在そんざいしないとおもいます。なん英語えいごの2ちゃんねるみたいな結構けっこうやばいサイトです(笑)。いろんな掲示板けいじばんがあって、日本文化にほんぶんかについての掲示板けいじばんひとつだけありました。でも、やっぱ一人ひとりでやったらあまりやる気出きでませんね。

 

日本語にほんご勉強べんきょうするより日本語にほんご小説しょうせつみたかったです。

 

結局けっきょく、そのあと、理系りけい大学だいがくに入ってから1年間いちねんかん日本語にほんごってました。でも、やはり、わたしにとって日本語にほんご勉強べんきょう日本語にほんご勉強べんきょうしようっていうより、小説しょうせつをもっともう、それぐらいの感覚かんかくです(笑)。チェコ英語えいごでいろいろんで、英語えいご小説しょうせつなら自然しぜんめるぐらいのレベルになったので、やっぱり翻訳ほんやくじゃなくて、原作げんさくんだらなんちがうなっておもはじめて、ちょうどそのとき、やっぱりきな日本にほん小説しょうせつ日本語にほんごんだら、もっとたのしめるかなっておもっていました。

 

日本語にほんご勉強べんきょうしてからじゃないと小説しょうせつめないなんてことはない。

 

日本人にほんじんみにってちょっとだけんだら、間違まちがいだらけでもいいじゃんっていうことになっちゃって、結構けっこう面白おもしろはなしができたりするので、日本語にほんご実際じっさい使つかまえにいっぱい勉強べんきょうしておく必要ひつようってないですよね。ならったことをちゃんと実用じつようしてみたら、そのおかげではや自然しぜん使つかえるようになることがあります。読書どくしょおなじです。いまおなりょうんでるひととかクラスの同級生どうきゅうせいとかそういうひとなかで、日本語にほんご3年間さんねんかん4年間よねんかん勉強べんきょうして、すごい上級じょうきゅうレベルになっても小説しょうせつなんてめないっておもい込んでるひとが、じつはたくさんいます。それたら、やっぱりちょっとかなしいな。頑張がんばれば初中級しょちゅうきゅうぐらいのレベルのひとでも簡単かんたん小説しょうせつめるのに。ぼくなんか小説しょうせつめるようになるのが最初さいしょ一番大いちばんおおきい目的もくてきで、1年半いちねんはんぐらいってはじめて小説しょうせつ挑戦ちょうせんしてみました。たしか250ページぐらいの小説しょうせつげつぐらいかかりましたけどめました。そのときは、そっか、いまはもういろいろできるんだっていうふうにかんがえて、無理むりだとおもってもとりあえず挑戦ちょうせんしてみようっていうかんがかたがついたとおもいます。それがなかったら、上級じょうきゅうぐらいのレベルになっても、これはできないかもな、むずかしいなとおもっちゃうひとになっていたかもしれません。それはもったいないですね。

 

読書どくしょメーターのおけがでやるます。

 

日本にほん小説しょうせつはずっとつづけてます。なん英語えいごけんのネットで映画えいがメーターとか、漫画まんがメーターとか、アニメメーターとかいろいろありますが、ぼくはそういうの結構けっこうきで、読書どくしょのためのそういうサイトがあるのか検索けんさくしてみました。それで読書どくしょメーターをつけました。読書どくしょメーターは留学りゅうがく最初さいしょころから使つかってます。基本的きほんてきにそういうサイトがきで(笑)、そういうサイトがあったら、もっとやるます。

 

その理由りゆう読書どくしょリストです。

 

ひとつの魅力みりょくはリストがていることですね。そのリストをて、いろんなっていうか、いままで何冊なんさつんだとか、平均的へいきんてきいっげつ3.5さつとか、そういう統計とうけいがちゃんとるので、それは魅力みりょくひとつです。もう一つは、そのサイトは、ユーザーがいままでんだほんとかたアニメとかのなかでとにかく可能性かのうせいたかいものをすすめてくれます。それはたぶん一番いちばんいいところだとおもいます。面白おもしろ小説しょうせつをいっぱいつけました(笑)


 

ひととつながることもできます。

 

―サイトでは本名ほんみょうてきませんけど、トピックとかグループがありますね。たとえば、「京都きょうと舞台ぶたい」とか。で、そのグループでほかのひと小説しょうせつをおすすめしたり、そのはなししたり、いろいろできます。このひと面白おもしろ小説しょうせつんでるなっておもったら、そのひとのリストをます。で、そのひと最近さいきんいっぱいんでいる作家さっかたら、あー、この作家さっか面白おもしろいかもしれないな、んでみようとおもっちゃいますね。あと、おたがいのレビューとかコメントもすることができます。どんなひとらないけど、一応いちおう友達ともだちみたいなかんじになって、ネットじょうで。

 

統計とうけいもすごく自分じぶんのやるします。

 

―あと、すごい自分じぶんのモチベーションになるのは、たとえば、2年前にねんまえ統計とうけいいま統計とうけいを比べてみて、いま統計とうけいすくなかったら、全然ぜんぜんすすんでないとおもっちゃうときありますね。ぎゃくに、統計とうけいとかをかえってみて、あ、ペースめっちゃはやくなったじゃんっていうときは、やるます。

 

文学ぶんがくのおかげでったひとはいっぱいいます。

 

―サイトでかおらないひとだけじゃなくて、いまとなり大学だいがく文学ぶんがくサークルがやってる読書どくしょかいにたまにってます。つき1回いっかいとかじゃなくて、興味きょうみある小説しょうせつ時間じかんがあったらきます。月2回つきにかいぐらいかな。担当たんとうしゃさんがあらすじとか分析ぶんせきとかを発表はっぴょうして、そのあとでみんなはおたが感想かんそうったり、ちょっとディスカッションしたり、その小説しょうせつのファンのひとたちがあつまって、なにかいろいろはなしてます。文学ぶんがく専攻せんこうしているひともいれば、ただ読書どくしょきなひともいます。


小説しょうせつてくる喫茶店きっさてん文学ぶんがくはなしをします。

 

―たまに喫茶店きっさてんがあります。そのみせはちょっと独特どくとく雰囲気ふんいきがあります(笑) 森見もりみ登美彦とみひこというきな作家さっかがいて、『四畳半神話大系よじょうはんしんわたいけい』って小説しょうせつなか京大きょうだいのあたりとか左京区さきょうくとか結構けっこうてくるんですけど、そのみせ小説しょうせつ2回にかいぐらい名前なまえてきたとおもいます。いわゆる聖地せいち巡礼じゅんれいするひと結構けっこうます。だから、とにかくそのみせ読書どくしょしにって、で、となりすわった3人さんにん学生がくせい一生懸命いっしょうけんめいその小説しょうせつはなししてるのをたら、やっぱなにいますね(笑)もちろんずかしいし、勇気ゆうき必要ひつようなんですけど、すごいいそうなひとがいたら、やっぱりこえかけますね。ていうか、こえをかけられることもありました。そこで文学ぶんがくはなしとか適当てきとうに(笑)

 

 

偶然ぐうぜん出会であいもあります。

 

鴨川かもがわ川辺かわべすわったり、小説しょうせつんだりしたら、だれかに、地元じもとひとはなしかけられることもたまにあります。何読なによんでるんですかってかんじ(笑)たまに、ありますね(笑)

 

 

 

 


2回目にかいめ留学りゅうがくでは自分じぶんえようとおもいました。

 

まえ留学りゅうがくのときは、こんなことあんまりしてませんでした。いわゆる冒険ぼうけんっていうか、普段ふだん全然ぜんぜんしないこととか、あんまりしなくて。なに面白おもしろいことをて、じゃあ、これやってみようみたいなこと、あんまりやりませんでした。だから、今回こんかいはたまにそういうことをやってみようとおもって、自分じぶん勇気ゆうきのなさをちゃんとえようとか、ちょっとだけおもいました。正直しょうじきうと、自分じぶんなか一番いちばんつよ気持きもちは、日本にほんにいる時間じかんかぎられてるので、勉強べんきょうもしたいんですけど、ヨーロッパにかえると、もう、鴨川かもがわったり、神社じんじゃったり、いろいろ面白おもしろいところったり、ひとはなしたりすることはもうできませんから、それを優先ゆうせんする気持きもちが結構強けっこうつよかったです。

 

 

わたし文学ぶんがくへのおもいは、両親りょうしんおもいでもあるのかもしれません。

 

じつわたし両親りょうしん2人ふたりとも大学だいがくはいれませんでした。共産きょうさんとうころ納得なっとくできないってことをせたいひとは、選挙せんきょかみとかじゃなくて、適当てきとうかみくずとかをれたんです。でも、だれがそれをしたかちゃんとわかって、両親りょうしんはちょっと政治せいじてきのぞましくないことしてるっていうふうに指摘してきされたせいで大学だいがくはいれませんでした。入試にゅうしとかけてもはいれませんでした。それではは印刷社いんさつしゃはたらいてて、ちちはコップとかおさらとかをつくってる工場こうじょうで。2人ふたりとも文学ぶんがくもそうだし、文学ぶんがくだけじゃなくていろんな知識ちしきがあったら、もっといい人生じんせいを、もっといい人間にんげんになれるっていうかんがかた結構けっこうつよくて、わたしもそういうふうにそだってきたんだとおもいます。


 

無理むりだとおもっていた文学ぶんがく専門せんもんてき授業じゅぎょうにも挑戦ちょうせんしてみました。

 

2回にかい日本にほん留学りゅうがくして、文学ぶんがく研究けんきゅうもできるとおもいました。日本にほん文学ぶんがく授業じゅぎょう文学ぶんがく分析ぶんせきする授業じゅぎょうって、まあちょっと挑戦ちょうせんしてみようとおもいまして、結構けっこううまくいきました。それがきっかけで、文学ぶんがく研究けんきゅうって無理むりじゃないなって、やっぱりできるかもしれないなとおもうようになりました。

 

もっと勉強べんきょうしたいけど、時間じかんとおかね問題もんだいがあります。

 

くに大学だいがく必要ひつよう科目かもく全部ぜんぶえて、卒論そつろん卒業そつぎょう試験しけんだけがのこっていますけど、大学だいがく情報じょうほうシステムをたら、いま5回生ごかいせい留学りゅうがくのときもくに大学だいがく在学ざいがくしなければなりませんっていうこともありますから。2年半にねんはん卒業そつぎょうおくれるけれど、できれば大学院だいがくいんいきたいんです。正直しょうじきうと、できれば日本にほん大学院だいがくいんすすみたいとおもいますけど、問題もんだいひとつありますよ。おかねです。奨学しょうがくきんをもらうことができればいけると思いますけど、でも、やっぱりバイトしながら大学院だいがくいんのレベルの勉強べんきょうをするってちょっと無理むりだとおもいます。

 

できれば翻訳ほんやくのための研究けんきゅうをしたいです。

 

―あと、学者がくしゃはさすがにわたしには無理むりかもしれないとおもっていて、もし無理むりなら、せめて翻訳家ほんやくかになりたいです。それに、文学ぶんがく研究けんきゅうやりたいからやってるっていうわけじゃなくて、ちゃんとした翻訳ほんやく将来しょうらいやりたいので研究けんきゅうをやりたいっていう気持きもちが一番いちばんつよいです。研究けんきゅうのための研究けんきゅうってことは、ちょっと苦手にがてです(笑)

 

仕事しごとにするにしても大変たいへんかもしれません。

 

―ただ、文学ぶんがく翻訳ほんやくだけで生計せいけいてることは、むずかしいというよりできません。きていくってできません。ですから、ほかの仕事しごとしながら、たまに翻訳翻訳ほんやくすることができれば、まあ理想的りそうてきだなと思います。チェコじん日本語にほんご翻訳ほんやくはみんなそうしていますけど(笑)、わたしもそうしようかな。

 

わり)